鍼灸師とは?

『はり師』『きゅう師』の2つの国家資格で、鍼(はり)または灸(きゅう)を使った外部刺激で自然治癒力を高める施術法です。

病気やケガの改善や予防、健康回復をおこなう医療です。

人のカラダは病気やケガを自分で治す『自然治癒力』や、外部から侵入をしてくる病原体から身を守る『免疫力』が備わっています。

例えば、

酸素や栄養を取り込むために血管を拡張させ新鮮な血液を取り入れます。その際、新陳代謝を高め白血球が遊走し異物と戦い、傷から感染を防ぎます。

『鍼灸施術』では皮膚や筋肉に微細な損傷を起こし、

身体の生体反応を活性化させ自然治癒力のもとである血液循環を改善し、肩こりや腰痛などの症状を軽減させていきます。

皮膚や筋肉に鍼灸刺激が入ると

『自律神経が反応』し、内臓や神経などが反射的に調整されます。鍼灸施術ではその仕組みを利用します。

鍼灸施術を続けると

『血圧が調整』

『ホルモンバランスが調整』

『免疫系が活性化』するなど

結果的に体調が良くなり病気にかかりにくいカラダへなるとされています。

理学療法士とは?

理学療法士は国家資格でありPhysical Therapist(PT)とも呼ばれ、基本動作(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持および予防を目的自立した日常生活が送れるように支援する医学的リハビリテーションの専門職です。

理学療法士を一言でいうならば『動きの専門家』です。

不調の原因となっている組織の『硬いところは柔らかく、弱いところは強く』していき

その方法は

  • ストレッチ
  • 筋力強化
  • 麻痺の回復
  • 痛みの軽減など

運動機能に直接おこなう治療法から、

動作練習、歩行練習などの能力向上を目指す治療法まで、動きの改善に必要な技術を用いて

日常生活の質の向上を目指します